鳴り物入りで発足した法科大学院。当初は新司法試験制度で3000人合格を旗印に強気の法科大学院は合格70%といってはばからなかった大学院も有った。それに刺激され会社をやめ貯金で生活しながら法科大学院に入学した方も少なくなかったようである。さらにこの制度は3回試験に失敗すれば受験資格がなくなり新たに法科大学院に入学するか別の方法をとらねばならない。新たな負担である。そのような方も出てきた。この責任はどこにあるのか?制度そのものなのか?法科大学院各校の質の問題なのか?今、乱立する法科大大学院の質が問題になっている。
専門職大学院である法科大学院は5年に1回文科大臣に認可された認証評価機関による評価を受けなければならない。しかしその評価も複数の機関による評価も一定ではない。
下記が評価機関の一覧である。
そこで文科省は新年度から認証評価の評価基準に司法試験の合格実績を盛り込むことになった。これによってますます乱立する法科大学院が厳しい環境に置かれることになる。
当然「不適合」という評価を得ることになる大学院も出てくるであろう。
問題は「不適合」になった場合にどうなるのかということである。基本的にはペナルティーはないから廃校を強要することはできないであろうから何らかの再構築を試みるか大学院自ら廃校することになるかもしれない。
これは法科大学院だけの問題ではなくビジネス系やその他の分野の専門大学院でも複数の評価機関により「不適」とされてもそのまま存続していることが起こっている。複数の機関による評価は大学側が選べるという問題もある。どうも日本というのは原理原則がなくぐじゃぐじゃはっきりしない国である。その犠牲になるのはいつも受験者。それは別の記事にも書いてるようにMBAでもないのにMBAですといってる学校など、まさに教育信用不安国家である。台湾、シンガポール、中国、香港などはどんどんグローバル基準に乗り世界の共通言語の世界に躍進している。日本は極東(東のはずれ)になり誰も感心を持たない国になるのかな?かつては黄金のジパング、今は金もない国ジパング。人や会社は金のある方向に動くのである。
専門職大学院である法科大学院は5年に1回文科大臣に認可された認証評価機関による評価を受けなければならない。しかしその評価も複数の機関による評価も一定ではない。
下記が評価機関の一覧である。
そこで文科省は新年度から認証評価の評価基準に司法試験の合格実績を盛り込むことになった。これによってますます乱立する法科大学院が厳しい環境に置かれることになる。
当然「不適合」という評価を得ることになる大学院も出てくるであろう。
問題は「不適合」になった場合にどうなるのかということである。基本的にはペナルティーはないから廃校を強要することはできないであろうから何らかの再構築を試みるか大学院自ら廃校することになるかもしれない。
これは法科大学院だけの問題ではなくビジネス系やその他の分野の専門大学院でも複数の評価機関により「不適」とされてもそのまま存続していることが起こっている。複数の機関による評価は大学側が選べるという問題もある。どうも日本というのは原理原則がなくぐじゃぐじゃはっきりしない国である。その犠牲になるのはいつも受験者。それは別の記事にも書いてるようにMBAでもないのにMBAですといってる学校など、まさに教育信用不安国家である。台湾、シンガポール、中国、香港などはどんどんグローバル基準に乗り世界の共通言語の世界に躍進している。日本は極東(東のはずれ)になり誰も感心を持たない国になるのかな?かつては黄金のジパング、今は金もない国ジパング。人や会社は金のある方向に動くのである。
by bravo54410
| 2010-03-13 11:15
| 大学院